季節に影響する体調や疾患(4月~6月)

消化器系のトラブル

4月~6月にかけて、気温が上昇傾向にあるとき、消化液は減少傾向になりがちです。気温の低かった12月~3月のときの食事量ではちょっとオーバー気味になり、よけい消化管内に長時間食べ物が停滞してしまいます(アトニー)。その結果、たべが悪くなったり、草など(異嗜という症状でフードでないものたとえば、紙、便、野菜などを食べたくなること)をたべて、消化器のもたつきに対処しようとします。結果軽度腸閉塞傾向や慢性嘔吐、急性下痢などを起こしやす状況が起こってしまいます。この時期は体重をモニターしながら、1~2割食事量をおとす必要が生じますので、ご注意ください。食欲元気のある慢性の嘔吐、異嗜などがみかけられたら、ご相談ください。

 

呼吸器系のトラブル

この時期気温の上昇とともに、換気目的で窓を開けることが多くなり、散歩なども寒かった冬より多くする傾向になります。犬も活動により体温調節のために露舌(ハーハーとこきざみに呼吸すること)が激しくなり、結果喉が腫れてしまいます。この腫れも慢性的になってゆき、水を飲んでも戻してしまうことが起きたり、短頭種(パグ、フレンチブルドックなど)は吸気性の呼吸困難を起こしてしまうことも珍しくありません。白い泡を戻すことが多くみられたら、外気にさらさないように喉を守ってください。散歩を減らし、窓を閉めるようにしてみてください。改善しないときは、ご来院ください。

江戸川区一之江、動物病院、ペットクリニック