フィラリアについて

フィラリアとは

フィラリアとは心臓に寄生する寄生虫のことです。

感染犬の血液中のフィラリアの赤ちゃん(ミクロフィラリア)が蚊の吸血で蚊のおなかに入りそこで初めの成長(2回脱皮して第3期仔虫になること)がなされます。この際気温が16度以下ではこの成長(脱皮)ができません。気温が低いとこの成長に1か月は必要になります。成長したフィラリアは蚊の嘴に移動して犬への侵入を待ち、吸血により犬の皮下にたどり着きます。

蚊のことにも少しふれます。日本の蚊は主にアカイエカとヤブカで前者は冬を越せます。ですが気温が低いのでフィラリアは脱皮できずにおなかの中で暖かくなる春を待ちます。後者は卵で冬を越しますので、孵化後に感染犬の吸血をしないとフィラリアを宿せず、感染能力もありません。

感染したフィラリアは抹消の中間発育場所(皮下、筋肉、脂肪など)で発育し、さらに2回脱皮をして静脈をとおってやっと心臓にたどり着きます。この中間発育場所で3~4か月を費やします。最終的には右心室、肺動脈(寄生量が多いと後大静脈にまで)に寄生し5~6年で寿命を終えます。

フィラリア症とは

フィラリアによる血行障害、組織・臓器破壊です。

症状は咳、むくみ(腹水)、肝不全、削痩、腎不全、溶血(血尿)など寄生梗塞部位でさまざまです。

診断は症状の有無、採血による血中のフィラリア赤ちゃんの顕微鏡確認、心エコーによる虫の確認がベストですが、抗体検査による無症状犬での発見も役に立ちます。

治療は外科的摘出やヒ素による殺滅ですが、寄生後に慢性化し心臓が肥大したものはもとには戻れませんので予防が重要となります。

予防

現在薬剤としては、イベルメクチン、ミルベマイシン、モキシデクチン、セラメクチンがあります。

これらの薬剤を製薬会社が剤型をかえさまざまに商品化しています。

剤型は飲むタイプ、つけるタイプ、注射があります。どのタイプも投与しやすいよう様々なくふうが施されており、適切な予防期間に投与することでフィラリアの侵入を止めることができます。

商品化の中で、フィラリア以外(ノミ、マダニ、消化管内寄生虫など)の治療や予防もできるものもございますので、オーナーのニーズに応じて獣医が対応しています。

 

フィラリア症以外の目的のない場合の予防期間としては5月末~11月末とお考えください。ただし予防薬自体は安全なものなので通年利用も可能です。

 

予防前に血液検査も重要ですが、もし万が一感染があったとしても予防自体は感染期になっていれば必ず必要となりますので、毎年継続することが最も大切です。そうすればフィラリア自体の寿命もあるので、手術などは重症でなければ通常不要です。

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